1月 21st, 2012
木彫刻でも丸彫りになると、彫刻刀だけで作業するのはなかなか大変です。鑿や玄能もあったほうがいいですし、また材料を抑えるための万力も、あったほうが作業がしやすいものです。丸彫りには鋸も必要となるでしょう。
まずは下絵をトレースします。下絵は正面と背面、それに左右の計4枚です。それぞれの下絵の中心線が、互いにきちんと合うように、下絵をカーボン紙をはさんで、材料に固定し、輪郭を正確に写し取っていきます。
粗取りではまず、この下絵に沿って、材料のうち余分な、落としてしまう部分に、5ミリ間隔程度で鋸を入れていきます。各面の下絵をよく見ながら、中に食い込んでしまわないよう、注意しながら鋸を入れます。これを4面とも行います。
鋸をすべて入れ終わったら、小さなバールなどで不要な部分を折り取ります。このままだとまだ階段状になっていますから、これを彫刻刀を使い、大まかな輪郭をなめらかに整えていきます。
さらにここから、中づくり、小づくりを行い、細部の形を整えながら、全体を仕上げていきます。材料の中に、完成形が埋まっていて、それを彫り出すというイメージでやっていくと、うまくいくでしょう。寸法が曖昧にならないよう、気を付けながら進めます。
参考URL:http://on-wood.info/
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1月 21st, 2012
木彫刻でレリーフを作る際には、まず初めに下絵を材料にトレースします。下絵は実寸で用意します。下絵をカーボン紙をはさんで材料の上にセロテープなどで固定し、下絵の輪郭を材料に写し取っていくようにします。
次に粗取りをします。粗取りはそのものの輪郭に沿って、切り出しで切込みを入れ、その周りの背景部分を丸刀や平刀で掘ることにより、そのものを浮き上がらせるようにすることです。これはかなりの忍耐が必要な作業です。
さらにそのものの部分部分により、高さが異なる場合には、背景を落としたあとに、さらにそれぞれの表面を、必要な高さまで落としていきます。部分の高さは、主役を一番高く、それ以外のものを徐々に低くしていきます。
粗取りが終わったら、次は粗彫りです。粗彫りは部分部分について、大まかな形を整えていきます。粗取りは下絵をそのまま写していくことであったのに対し、粗彫りになると、寸法が曖昧になりがちですので気を付けましょう。
最後に中づくり、小づくりという作業により部分の形を整え、全体を仕上げていきます。粗彫りでは主に部分の「面」を作ることであったわけですが、ここではその面を生かしながら、一つ一つの形を彫り進んでいくようにします。
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1月 21st, 2012
木彫刻も丸彫りを作る場合は、正面と背面、それに左右の4枚の下絵が必要となります。それらの下絵は、空間としてきちんと整合的でなくてはなりません。そのようなものをただ頭の中で創り上げるのは、かなり困難な作業です。ですから丸彫りを作ろうと思ったら、模型を作るというのが、実は何よりの早道なのです。
模型は粘土で作ると良いでしょう。木彫刻を作るために、粘土の模型をわざわざ作るというのは、面倒くさいように思われるかもしれません。でも模型があれば、丸彫りをしている最中にも、その模型を参考にすることができるので、便利なものです。また粘土で作るものは、彫刻刀でも作ることができ、逆に粘土で作れないものは、彫刻刀でも作ることができないということがあります。そういう意味で、丸彫りの実現可能性を計るためにも、模型は必要なものなのです。
模型ができたら、それを正面、背面、そして左右から、写真に撮ります。その写真をトレースすることにより、下絵を作ります。写真を撮る時には、カメラは三脚で固定し、模型の中心を水平から狙うことが大切です。また近くから撮ると形が歪みますので、できればできるだけ遠くから、ズームを利用して拡大して撮影するといいでしょう。
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1月 21st, 2012
木彫刻を作るためには、下絵を作らなければなりません。これは下絵とは呼ばれますが、実際には機械で言えば設計図と同じもので、実寸の図面と考えたほうが良いのです。レリーフの場合には、正面からの下絵を1枚作れば良いでしょう。しかし丸彫りの場合には、正面と背面、そして左右の両側面からと、4枚の下絵が必要となります。
レリーフを作ろうとする場合には、つい山や湖などの風景を表現したくなってしまうものです。でもレリーフの場合、奥行きを表現するのが非常に難しいのです。これは技術上の問題であるというより、レリーフというものそのものの制約と言えるでしょう。ですからレリーフの場合には、花だとか、人物とか、空間ではなく、ある「物」を表現するようにしたほうが、うまくいくことになるでしょう。
レリーフの構想を練る上で、何も無いところからすべての全体を創り上げていくというのは、実際のところ難しいものです。それよりも、部品となるような一つ一つを、実物を見ながらスケッチし、そのスケッチをコピーでもして、その形に切り取り、それらの部品を様々に配置してみながら、全体を創り上げていくというのが、容易な方法だと言えるでしょう。コラージュを作るというのと同じ考え方です。
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1月 21st, 2012
木彫刻を作る際には、まず「何を作るか」を考えなければなりません。そのために構想を練り、スケッチをします。構想とスケッチは、ただ本や写真から、アイディアや図案を選び出すということだけでは、人の心を打つ木彫刻は出来ないものです。やはり実物を実際に自分でスケッチし、それを組み合わせることで、構想を練りあげていくことが、いいものを作りたいと思えば、必要であると言えるでしょう。
木彫刻をする人の中でも、この構想を苦手とする人は、少なくないものです。構想と言われても、何をどう考えたらいいのかが解らないということなのでしょう。たしかに何も無いところから、徐々にある形を、心のなかで創り上げていくのですから、そうそう簡単なことであるわけはありません。
しかし構想が苦手という人の多くは、結果を急ぎすぎていることが原因とも言われます。形の定まらない、混沌とした心の中から、徐々に何かが生み出されていくというのは、その混沌に耐えることのできる精神力さえあれば、誰にでもできることです。自分の中にある形が見えてくるまで、腰をすえて待つことが大切と言えるかもしれません。
ただ初心者の場合、まずは既製の図案でいくつかの作品を作ってみることも、必要なことかもしれません。
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